整備工場のピットでタブレットを確認する整備士と受付担当

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システム開発の流れ。
7つの段階と、
発注者がすること。

既製品ではなく、御社のやり方に合わせて1から作る、自社専用のシステム(スクラッチ開発)です。

システムを1から作るとき、どんな順番で進み、発注する側は何をすればよいのか。日本カーネットのスクラッチ開発の7ステップに沿って説明します。

SCROLL

01 — Answer

システム開発の流れ

システム開発の流れは、大きく「相談する」「決める」「作る」「確かめる」「受け取る」の順に進みます。日本カーネットのスクラッチ開発では、これを、お問合せ、お打ち合わせ、ご提案とお見積り、発注と契約、プロジェクト開始(設計と開発)、動作テスト、システム納品の7ステップで進めます。発注者の出番が特に多いのは、課題と要望を伝えるお打ち合わせと、出来上がったシステムを業務に当てて確かめる動作テストの2つです。この2つにどれだけ現場の人が加われるかで、使い始めてからの使いやすさが変わります。打ち合わせと納品はリモートで行うので、47都道府県どこからでも同じ流れで進められます。

02 — Point

システム開発の7ステップ

日本カーネットのスクラッチ開発は、次の7ステップで進めます。各段階の説明に、発注者がすることも書き添えました。

  1. 01 お問合せ困っていることを、分かる範囲で伝えます。内容を確かめたうえで担当者から連絡し、お打ち合わせの日時を相談します。
  2. 02 お打ち合わせ抱えている課題とご要望を伝えます。今の帳票や画面、業務の流れのメモがあると話が早く進みます。
  3. 03 ご提案/お見積り打ち合わせの内容をもとに、システムの提案とスケジュール、見積が出ます。社内で内容を確かめます。疑問点は質問します。
  4. 04 発注/契約提案の内容に合意したら、契約です。作る範囲と、作らない範囲を確かめておきます。
  5. 05 プロジェクト開始要求事項に沿って設計と開発が進みます。途中の確認や打ち合わせに応じ、決めることがあれば社内で決めます。
  6. 06 動作テスト要望どおりになっているか、業務に不具合がないかを、実際の仕事に当てて確かめます。
  7. 07 システム納品要求に沿ったシステムを受け取ります。納品もリモートです。

03 — Detail

各段階で発注者がすること

お問合せの段階では、きれいにまとまった要望は要りません。「車検の案内を手で作っていて漏れる」「部署ごとに同じ車の情報を入力している」など、困っている場面を一つ挙げるだけで十分です。それで話は始められます。

お打ち合わせの段階は、発注者が一番話す場面です。遠慮は要りません。社長だけでなく、実際に受付や事務をしている人が同席すると、例外の処理や現場の工夫が出てきます。ここで出た内容が、のちの要件定義の土台になります。

提案と見積の段階では、提案書の中身を現場の流れに当てはめて読みます。「この画面は誰が使うのか」「この処理は今どこでしているのか」を確かめ、分からない言葉はそのまま質問します。

設計と開発の段階では、開発会社から確認の連絡が入ります。画面の案や処理の決まりについて聞かれたら、なるべく早く答えます。返事が止まると、その間は作業が進みません。返事の早さは、そのまま開発の早さです。社内で決める担当者を一人決めておくと、やりとりが滞りにくくなります。

動作テストの段階では、いつもの仕事の例を使って画面を操作します。普段よくある処理だけでなく、月末の締め、キャンセル、返品のような、たまにしか起きない処理も試します。ここで見つかる不具合は、使い始めてから見つかるより、ずっと直しやすいものです。

納品の段階では、使い始める日と、最初に使う人を決めます。今のExcelや紙の台帳と並行して使う期間を設けるかも、ここで決めておきます。

04 — Know-how

リモートでシステム開発を進めるときの準備

日本カーネットは、打ち合わせと納品をリモートで行っています。移動の時間がかからないので、短い確認を何度も重ねられます。画面を共有しながら話せるため、今使っているExcelや帳票の画面を見せていただくと、言葉だけで説明するより早く伝わります。

準備は多くありません。パソコン1台と、見せたい資料があれば始められます。

  • 打ち合わせに使うパソコンカメラとマイクが使えるパソコンを1台用意します。現場の人と一緒に画面を見られる場所だと話しやすくなります。
  • 見せたい資料帳票、Excelのファイル、紙の伝票は、スキャンや写真にしておくと画面で共有できます。
  • 同席する人社長や店長に加え、実際にその仕事をしている人に入ってもらいます。
  • 決めたことの記録打ち合わせで決まったことは、文書で確かめ合います。
  • 納品先の環境システムを入れるパソコンや、ブラウザで使う端末を確かめておきます。

05 — Check

自動車業界のシステム開発で流れを止めないために

自動車業界の仕事には、時期によって忙しさの波があります。年度末は車検や登録が重なり、現場の人が打ち合わせやテストに時間を割きにくくなります。動作テストや使い始めの時期を、繁忙期と重ならないように相談しておくと、流れが止まりにくくなります。テストの時期は特に大事です。

もう一つ。テストの担当者は、普段その仕事をしている人にしてください。システムを一番厳しく見るのは、毎日使う人です。

また、法令や制度の改正が決まっている場合は、施行日に間に合わせる必要があるかを最初に伝えておきます。2025年4月1日から車検を満了日の2か月前から受けても有効期間が短くならなくなったように、制度の変更は案内や予約の決まりに直接関わります。

日本カーネットは、自動車業界向けのシステム開発に20年以上取り組んできました。得意な領域は、Windowsで動くアプリと、ブラウザで動くWebシステムです。どの段階でも、整備や販売の現場の言葉で話を進めます。

FAQ

システム開発の流れのよくある質問

システム開発の流れの中で、発注者が一番時間を使うのはどこですか?

課題と要望を伝えるお打ち合わせと、出来上がったシステムを業務に当てて確かめる動作テストです。この2つに現場の人が加わると、使い始めてからの手直しが少なくなります。

一度も会わずに開発を進められますか?

日本カーネットでは、打ち合わせと納品をリモートで行っています。画面を共有しながら話せるので、今の帳票やExcelを見ていただきながら進められます。47都道府県に対応しています。

お問合せの時点で、要望をまとめておく必要がありますか?

ありません。困っている場面を一つ伝えていただければ、お打ち合わせで課題とご要望を一緒に整理します。

動作テストでは何を確かめればよいですか?

要望どおりになっているかと、業務に不具合がないかを確かめます。いつもの処理に加えて、月末の締めやキャンセルなど、たまにしか起きない処理も試してください。

開発の途中で要望を追加できますか?

相談できます。ただし、設計や開発が進んでいるほど影響する範囲が広がるため、追加したい点が出たら早めに伝えていただき、影響を確かめたうえで決めます。

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Sources

出典

スクラッチ開発(日本カーネット):https://www.j-carnet.co.jp/scratch
国土交通省 報道発表資料「来年4月より、車検を受けられる期間が延びます」:https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha02_hh_000645.html

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